リンパ管新生の制御機構
【研究分野】病態医化学
【研究キーワード】
シグナル伝達 / 病理学 / 発生・分化 / 癌 / リンパ管新生 / 転写因子 / 転移 / 免疫 / シグナル亢進
【研究成果の概要】
我々はリンパ管新生の制御機構を明らかにするためにリンパ管新生のマスター因子Prox1の作用を中心に研究を行った。我々はTGF-βシグナルによってProx1の発現が抑制され, HoxD8によって発現が誘導されることを見いだした。また、Prox1がEtsファミリーの転写因子や核内受容体COUP-TFII1と結合し,リンパ管新生に重要な働きを示すことを明らかにした。さらにProx1の標的遺伝子として新たにFoxC2、Ang-2、HoxD8を見いだした。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
渡部 徹郎 | 東京大学 | 大学院・医学系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
岩田 要 | 東京大学 | 大学院・医学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【配分額】49,530千円 (直接経費: 38,100千円、間接経費: 11,430千円)