再生医療技術を利用したファイバー型バイオ神経インターフェース
【研究分野】知能機械学・機械システム
【研究キーワード】
マイクロ・ナノデバイス / マイクロマシン / 再生医療 / 神経移植 / 脳・神経 / 細胞・組織 / 神経科学
【研究成果の概要】
本研究課題では,移植医療に応用できるように神経細胞と生体適合性材料から形成される直径100-200 μm,長さ数メートルのバイオ神経インターフェースの構築を目指した。最初にマウスの神経幹細胞から形成される神経ファイバーの安定的な構築方法を確立した。次に、神経細胞ファイバー48本から形成される神経ファイバーバンドルを作製し、脊髄損傷モデルマウスへの治療効果を確認するため移植実験を行った。移植した神経ファイバーバンドル内部の神経幹細胞は、マウス脊髄に生着し術後2ヶ月で神経細胞、グリア細胞、オリゴデンドロサイト細胞に分化していることが確認できた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
尾上 弘晃 | 慶應義塾大学 | 理工学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)