肺がんの新規診断マーカー、治療標的分子の機能解析、開発
【研究分野】腫瘍診断学
【研究キーワード】
バイオマーカー / 治療標的分子 / 国際情報交換 / アメリカ
【研究成果の概要】
肺癌で高頻度に発現上昇し、正常臓器での発現が低い分泌蛋白LASEP1, LASEP3につき血清、予後マーカーとしての有用性を再確認した。siRNAでこれらの遺伝子の発現を抑制すると、アポトーシスの誘導により癌細胞の増殖が抑制された。siRNAを導入した細胞に対しGene chipを用い、がんの増殖に強く関与する下流遺伝子を同定し、PCRで発現を確認し、機能解析を進めた。
癌組織DNAを次世代シークエンサーで解析し、肺がん特異的な遺伝子変異を同定した。この遺伝子変異を血液中で同定するため、高感度なDigital PCRで検討している。予備検討で血清EGFR遺伝子変異を10例中4例で検出できた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
醍醐 弥太郎 | 滋賀医科大学 | 医学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
醍醐 弥太郎 | 滋賀医科大学 | 医学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)