想起した文字(母音・子音)の脳波による判別法の発展と確立
【研究分野】脳計測科学
【研究キーワード】
脳波 / デコーディング / 機械学習 / 逆問題 / ブレイン・コンピュータ・インタフェース / 機能的MRI
【研究成果の概要】
脳波は頭皮に貼付した電極から記録するために詳細な脳活動の違いは判別困難であり、想起した文字の判別は困難であると考えられている。この問題に対して、本研究では脳波の皮質信号源を計算的に推定することで解決することを試みている。
本研究期間において、推定した信号源を使うことで脳波を使う場合よりも母音判別率が大幅に向上することを示し、国際学術論文にて発表した(Yoshimura et al., Frontiers in Neuroscience, 2016)。
さらに、子音についても効果が示される結果が得られている(発表準備中)。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
緒方 洋輔 | 東京工業大学 | 科学技術創成研究院 | 特任助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)