肥満・2型糖尿病における肝臓の糖・脂質代謝調節破綻の分子機構
【研究分野】代謝学
【研究キーワード】
インスリン受容体基質 / エネルギー / 糖質代謝異常 / 糖尿病 / 糖代謝異常 / エネルギー・糖質代謝異常
【研究成果の概要】
高脂肪食負荷に伴ってIRS-2の発現が低下しても、IRS-1の発現が多い中心静脈領域では高インスリン血症も相まってインスリンシグナルはむしろ亢進し、そのために脂肪合成が促進される一方、門脈領域ではIRS-1の発現が少ないためにIRS-2の発現低下を十分に代償することができず、インスリンシグナルが障害され、糖新生が亢進する可能性が示唆された。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
門脇 孝 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)