認知症患者・介護者の介入によるストレスバイオマーカー変化の検討
【研究分野】内科学一般(含心身医学)
【研究キーワード】
介護ストレス / 栄養調査 / 認知症介護 / 認知症 / 介護者ストレス / 認知症当事者ストレス / 食事の支度 / 入院ストレス / 唾液アミラーゼ
【研究成果の概要】
要介護者の2人に1人は認知症であり、介護する家族・介護スタッフの負担は計り知れない。物忘れ外来通院中の40組において介護サービスが十分受けられ、満足していると答えた患者・介護者においては、心理検査でも不安、QOLの維持・改善傾向が見られた。介護負担の中で食事の支度が大変という意見が多く、平成27年は患者および介護者の栄養調査を行った。魚の摂取量は、AD女性患者とその介護者で成人平均量の半分と少なかった。食の偏りは介護者の性でなく患者の性が影響していた。栄養指導・簡単な食事の支度のアドバイスにより魚摂取量は増やすことができたが、男性介護者にとって食事の支度は大きな負担になっていた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小島 太郎 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
石川 由美子 | |
谷口 結子 | |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)