腎ミネラルコルチコイド受容体の糖鎖修飾による高血圧および腎障害発症機構の解明
【研究分野】腎臓内科学
【研究キーワード】
ミネラルコルチコイド受容体(MR) / 糖鎖修飾 / OGT(O-GluNAc転移酵素) / 糖尿病 / OGT〔O-GlcNAc転移酵素) / ミネラルコルチコイド受容体(MR) / OGT(O-GlcNAc転移酵素)
【研究成果の概要】
ミネラルコルチコイド受容体(MR)の糖鎖修飾(O-GluNAc修飾)が血圧や尿蛋白などの病態形成に与える影響を明らかにすることを目的とし、腎糸球体ポドサイトおよび腎尿細管においてO-GlcNAc転移酵素(OGT)を過剰発現させたトランスジェニックマウスを作成し、その表現型解析を行った。
腎尿細管におけるOGT過剰発現モデルにおいて、腎組織におけるMR活性が亢進しており、MRの糖鎖修飾(O-GlcNAc修飾)が、糖尿病における「MR関連高血圧」の病態形成の一機序を担っている可能性が示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)