時期特異的遺伝子強制発現マウスを用いた神経幹細胞のクロマチン調節機構に関する研究
【研究分野】小児科学
【研究キーワード】
エピジェネティクス / 大脳皮質発生 / 神経前駆細胞 / マウス / 細胞周期 / ヒストン脱アセチル化 / 神経発生 / 大脳皮質
【研究成果の概要】
近年、遺伝子の塩基配列に依らない遺伝子発現機構(エピジェネティクス機構)が神経発生に重要な働きを持つのではないかと考えられている。本研究ではエピジェネティクス機構を担うヒストン脱アセチル化酵素を神経幹細胞にのみ時期を限定して発現可能なマウスを作成した。ヒストン脱アセチル化酵素を神経幹細胞に強制的に発現させると、細胞分裂動態に変動を認めたことから、大脳皮質の組織に異常を生じる可能性が示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小崎 健次郎 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
三橋 隆行 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)