study of low-immunogenic monomeric streptavidin
【研究分野】腫瘍治療学
【研究キーワード】
テトラマー / モノマー / 巻き戻し / ビオチン結合 / 分子動力学 / シミュレ=ション / 塩橋 / シミュレーション / ストレプトアビジン / 低免疫原性 / モノマー化
【研究成果の概要】
低免疫原性ストレプトアビジンLISA314をベースにモノマー化を試みた。変更箇所はLISA314のテトラマー界面、ダイマー界面における疎水性のアミノ酸をThrもしくはSerの水溶性のアミノ酸に置換した。また、120TrpをGlyに置換した。これらの変異を導入した遺伝子(Hisタグ付き)を人工的に合成し、大腸菌で発現精製してLISA314モノマーを獲得した。ビオチンとの結合力をビアコアを用いて測定したところ、結合力が無くなっていた。
この原因を探るために、モノマー状態での分子動力学計算を行った。塩橋を形成している2アミノ酸間の相互作用が、ビオチン結合に重要であるとの結果を得た。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
杉山 暁 | 東京大学 | アイソトープ総合センター | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)