感覚モダリティ変換を応用した小児がん患児の食意欲の心理量測定ツールの開発
【研究分野】医療社会学
【研究キーワード】
小児がん患児 / 食の意欲 / 感覚モダリティ / 尺度 / 食欲 / 保護者のメンタルヘルス / 感覚モダリティ変換 / 食生活 / 食欲減退 / 満腹度測定 / 小児がん / 食欲不振 / 小児がん患児のQOL / 空腹感 / 小児がん児 / 食意欲 / ツール開発 / 食支援 / 食意欲の心理量測定 / 子どもの食行動尺度 / QOL / 栄養
【研究成果の概要】
本研究の目的は,化学療法中の小児がん患児の食欲に関する情報を定量化し評価できる尺度(以下,尺度)の開発及びその有効性の検証を行うことである。尺度作成にあたり,項目や精度を吟味した上で,空腹から満腹までの段階性があること,さらに視覚的効果と娯楽的要素を含んだものを考案し,ツール(立体型木VAS:以下,VAS)を開発,その有効性を検証した。検証方法は,対象を4-9歳の治療中の小児がん患児とその保護者9組(18人)として,昼食の前後に食欲と食事量,インタビュー,VASの数値並びにカード型心理量尺度で測定を実施,比較検定を実施した。その結果,開発した尺度は有効である可能性が示唆された。
【研究代表者】