国際化時代の医学部海外選択実習: 実施課題と中長期的意義に関する国際共同研究
【研究分野】医療社会学
【研究キーワード】
医学教育 / 海外選択実習 / 健康の社会的決定要因 / 社会貢献 / 国際共同研究 / グローバル人材育成 / コンピテンシー / 実習手引書 / 医学部海外実習 / 準備教育 / アウトカム / 医学生 / 進路選択 / 低中所得国 / 海外実習 / 互恵性 / アンケート調査 / グローバル人材
【研究成果の概要】
医学教育の国際化が進む中、海外で臨床実習を行う医学生も増加している。本研究課題では、学生時代の海外留学がその後の進路選択やキャリア形成にどう影響したか、アンケートおよびインタビュー調査を実施した。中低所得国で実習した卒業生は、高所得国実習者と比べて、医療過疎地での勤務を2.75倍強く希望し、国際保健など国際貢献への協力も1.99倍希望するという結果が得られた。実習先の社会の多様性やロールモデルとの出会いが、その後の成長につながり進路選択にも影響したことが明らかとなった。本課題では、国際共同研究として、自由に改編して活用できる医療系学生用海外実習手引書を英語で作成した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
堀 芳枝 | 獨協大学 | 外国語学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
堀 浩樹 | 三重大学 | 医学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
錦織 宏 | 京都大学 | 医学(系)研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
小曽根 早知子 | 筑波大学 | 医学医療系 | 講師 | (Kakenデータベース) |
前野 哲博 | 筑波大学 | 医学医療系 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
スネル リンダ | マギル大学 | 医学部 | 教授 |
ワイリー アン | キングス・カレッジ | 上席研究員 |
サキ ジョイス | タフツ大学 | 准教授 |
アング ミョーニエン | チュラロンコン大学 | 医学部医学部教育部門 | 研究員 |
ケシー アナ | ムヒンビリ健康科学大学 | 講師 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)