景観形成における倫理的価値構造に関する研究
【研究分野】哲学・倫理学
【研究キーワード】
景観倫理 / 価値構造 / 景観法 / 倫理学 / 景観政策 / 市民参加 / 社会基盤整備 / 行政システム / 包括的ウェルネス / 行政プロセス
【研究成果の概要】
景観生成の倫理(行為規範)とその理論的根拠に関する本研究においては, 景観倫理の基礎に, 安全, 環境, 地域の活性化などの多様な価値の対立の克服が求められるということ, その克服のためには, 地域空間を「包括的ウェルネス」の概念で捉えること, また, とくに地域共同管理空間(ローカル・コモンズ)を再生することの必要性を明らかにした。とくに, 景観形成行為では, 関係者の「意見の理由」とその「理由の来歴」の把握が必要であるとの認識を得た。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
大和 毅彦 | 東京工業大学 | 大学院・社会理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究連携者】 |
吉武 久美子 | 新潟県立看護大学 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】4,070千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 570千円)