DNA認識分子による自然免疫系の活性化及び免疫応答調節機構
【研究分野】免疫学
【研究キーワード】
自然免疫 / 核酸認識受容体 / インターフェロン / シグナル伝達 / 遺伝子発現 / 拡散認識受容体 / 遣伝子発現
【研究成果の概要】
最近我々が新規に同定した細胞質内DNAセンサー分子、DAI(DNA-dependent activator of IRFs)の細胞質内DNAによる活性化機構について詳細な解析を行い、DAIタンパク内の新規DNA認識ドメインやDNA依存性の自然免疫応答惹起に重要なリン酸化修飾サイトを明らかとした。またin vivoにおいてさらに詳細に生理的機能を解析するため、Dai遺伝子欠損マウスを作製した。このマウスは正常に成長し、リンパ器官における細胞群の構成も野生型マウスと比較して正常であったがDai遺伝子欠損細胞ではいくつかの抗ウイルス遺伝子のmRNA誘導が起こらないことを見出した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
柳井 秀元 | 東京大学 | 大学院・医学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【配分額】45,630千円 (直接経費: 35,100千円、間接経費: 10,530千円)