In vivoナノ計測による心筋収縮制御機構の解明
【研究分野】生理学一般
【研究キーワード】
生物物理 / ナノバイオ / 分子イメージング / 心筋 / 細胞・組織 / 生理学 / 生体分子 / 循環器・高血圧 / 筋肉生理学 / 興奮収縮連関
【研究成果の概要】
1)ラット幼若心筋細胞のZ線にα-actinin-YC-Nano140を発現させ、細胞内局所のCa濃度とサルコメア長の同時計測を行った。2)マウス摘出心臓において、心筋細胞内局所のCa動態を計測する技術を開発した。3)マウスin vivo心臓から心筋細胞内のサルコメアの動きを高空間(20 nm)・時間(10 ms)分解能で捉えることのできるシステムを開発し、サルコメア動態とマクロパラメータ(心電図および左心室内圧)のリアルタイム同時計測を行った。4)ヒト心筋の単一筋原線維においてサルコメア自励振動を惹起させ、拡張型心筋症患者の筋原線維ではサルコメアの動態挙動が抑制されていることを見出した。
【研究代表者】