HTS技術による消化器がん幹細胞を標的とした個別化医療開発
【研究分野】消化器内科学
【研究キーワード】
消化器がん / HTS / 大腸癌 / がん幹細胞 / オルガノイド / PKI / スクリーニング / 幹細胞
【研究成果の概要】
ヒト消化器がん(大腸、胃,肝臓,膵臓)患者から採取した生検組織からがんオルガノイドを樹立し, 最適化した培養環境下において大量培養することに成功した. また遺伝子操作技術を用いて蛍光蛋白レポーターLgr5遺伝子座位へのノックインによりがん幹細胞の可視化に成功し, この技術を利用して, 樹立した消化器がん幹細胞の可視化を行った. これらの樹立したがんオルガノイドを用いてHTSを行った. 可視化した消化器がんオルガノイドに対し, 360種類のPKI libraryを用い, HTSを行った結果, 各消化器がん細胞及びがん幹細胞に効果を有する薬剤がいくつか得られた.
【研究代表者】
【研究協力者】 |
佐藤 俊朗 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 特任准教授 | (Kakenデータベース) |
股野 麻未 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)