全身性エリトマトーデスの発症に関わるTLR7リガンドの同定
【研究分野】実験病理学
【研究キーワード】
全身性エリトマトーデス / Toll-like receptor 7 / pristane / 内在性リガンド / SLEモデルマウス / TLR7 / 自己免疫疾患 / 1型インターフェロン / 形質細胞用樹状細胞 / RNA / 免疫
【研究成果の概要】
我々が同定したsmall G proteinはTLR7刺激による1型インターフェロンの産生に重要な役割を果たしていることが明らかとなった。TLR7と1型インターフェロンはどちらも全身性エリトマトーデス(SLE)の発症に関わると報告されていることから、SLEの発症モデルマウスMRL-lprでsmall G proteinノックアウトマウスの解析を行ったところ、SLEの発症が認められなかった。この結果はTLR7欠損マウス、1型インターフェロン受容体欠損マウスよりも非常に効果的に抑制されることから、我々が同定したsmall G proteinはSLEの発症に重要な役割を果たしていることが示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)