マントル組成半球構造のキャラクタリゼーションと成因解明
【研究分野】岩石・鉱物・鉱床学
【研究キーワード】
マントル / 組成 / 同位体 / 半球構造 / 統計解析 / 独立成分分析 / 水 / 物質循環 / 南太平洋 / カムチャッカ / 不均質構造 / 対流 / カメルーン
【研究成果の概要】
全地球に分布する主に第四紀に噴火した玄武岩の組成に基づき、地球内部の不均質構造を調べた。これは人体の血液検査に例えることができる。特に、最近提案された「マントルの東西半球構造」に注目し、(1)半球構造の境界付近の詳細研究、(2)地球全体のデータに関する独立成分分析、(3)水を含むマントル対流シミュレーションを行った。その結果、東半球はより親水成分に富み、かつマントル浅部から内核にいたるまで、超大陸の分布に支配される「Top-down hemispherical dynamics」を介して長波長の大構造を有することが示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
横山 哲也 | 東京工業大学 | 理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
中村 仁美 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 | 地球内部物質循環研究分野 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
石塚 治 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 活断層・火山研究部門 | 主任研究員 | (Kakenデータベース) |
吉田 晶樹 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 | 地球深部ダイナミクス研究分野 | 主任研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
羽生 毅 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 | 地球内部物質循環研究分野 | 主任研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
Tatiana Churikova | |
Boris Gordeychik | |
Asobo Asaah | |
Festus T. Aka | |
清水 健二 | |
西澤 達治 | |
小澤 恭弘 | |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】42,510千円 (直接経費: 32,700千円、間接経費: 9,810千円)