東南アジア沿岸域における有害赤潮原因藻類の分布特性
【研究分野】水圏生産科学
【研究キーワード】
赤潮 / 有害藻類 / 渦鞭毛藻 / 東南アジア / 国際研究者交流 / 分布 / Cochlodinium / Amphidinium / インドネシア / マレーシア / ベトナム / フィリピン / シンガポール
【研究成果の概要】
東南アジア沿岸域における新規有害藻類の分布を現地研究者と連携して調査し,出現種の微細構造観察と分子系統解析を行った。Cochlodinium polykrikoidesの新たな出現をインドネシアのランプン湾で確認し,種内系統群を特定した。Amphidiniumは小型種が東南アジア沿岸域に広く分布することを確認した。2014年にジョホール海峡に出現した有害種Karlodinium australeを同定し,東南アジアにおける類縁種K. decipiensの分布を確認した。Chattonella sp.の出現をマレーシア,タイ,インドネシアで確認し,作成した培養株を用いて細胞内微細構造を比較した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
福代 康夫 | 東京大学 | 農学生命科学研究科 | 特任教授 | (Kakenデータベース) |
和田 実 | 長崎大学 | 水産・環境科学総合研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)