春季親潮珪藻ブルームにおける透明細胞外重合体粒子生産の特徴とその支配要因の解明
【研究分野】環境動態解析
【研究キーワード】
親潮 / 植物プランクトン / 春季ブルーム / 透明細胞外重合体粒子 / 珪藻
【研究成果の概要】
海水中の透明細胞外重合体粒子(TEP)は、海洋の炭素固定能力を決める上で鍵となる「海水中の有機物を凝集させるための接着剤」として最近注目されている。世界の海の中でも生物生産力の高い西部北太平洋親潮域ではTEPに関する知見がこれまで得られていなかったが、本研究で実施した海洋調査および室内培養実験を通して、春季親潮珪藻ブルーム期のTEP生産の特徴とその支配要因に関する極めて貴重な知見を得ることができた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
齊藤 宏明 | 独立行政法人・水産総合研究センター | 東北区水産研究所 | 生態系動態グループ長 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)