複合培養系の統合深化による新奇抗生物質の探索
【研究分野】応用微生物学
【研究キーワード】
複合培養 / 生合成 / 放線菌 / 抗生物質 / 共培養 / ミコール酸 / 遺伝子発現 / 二次代謝 / 応用微生物 / バイオテクノロジー / 醗酵 / シグナル伝達 / 抗生物質生産
【研究成果の概要】
現在市販されている抗生物質の約半分は微生物が生産する。ペニシリンの発見以来人類は様々な抗生物質を微生物の培養液から求めている。本研究では複合培養という手法により、抗生物質を生産する微生物(放線菌)が他の微生物(ミコール酸含有細菌)によって刺激を受けることにより、放線菌が生産する抗生物質の種類が増えることが明らかとなったため、この現象がどのようなメカニズムで行われるのか、また、複合培養によって新たな抗生物質を発見することを目指して研究を行った。その結果、複合培養では両菌株が直接接触することが必須条件であり、また、複合培養を用いることにより新たに17種類の新規二次代謝産物を発見した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
宮本 憲二 | 慶應義塾大学 | 理工学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)