合弁花の三次元形態の定量的評価とその多様性を形成する花弁細胞の成長パターンの解析
【研究分野】園芸学・造園学
【研究キーワード】
トルコギキョウ / 花冠 / 花形 / 開花 / 花弁成長 / エクスパンシン / 立体形態 / 花型 / 細胞肥大 / マイクロアレイ / 次世代シークエンサー
【研究成果の概要】
トルコギキョウ花弁の成長と花冠の3次元形態との関係を調査した.花冠先端が外側に反る品種では,開花後半に花弁先端部の横方法への成長が大きかった.コップ型の品種では花弁中間部や基部での横幅の著しい拡大がみられた.湾曲の少ない漏斗型の花では,花弁の部位間における成長の差は小さかった.これらのことから、花冠の立体的な形態は、花弁の細胞の成長パターンに由来する花弁内の領域的な成長の差によって生じていることが推定された.
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【配分額】12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)