ヒドロキシチロソール生産を指向した微生物の探索、機能解析とバイオプロセス開発
【研究分野】生物機能・バイオプロセス
【研究キーワード】
生体触媒 / 微生物変換 / 微生物探索 / 有用物質合成 / ヒドロキシチロソール / 酵素 / バイオテクノロジー / 応用微生物
【研究成果の概要】
植物のオリーブ中に含まれるヒドロキシチロソールは、近年、多様な生理活性を示すことが明らかにされており、アンチエイジング素材として食品や化粧品への応用に関心が寄せられている。ヒドロキシチロソールは、オリーブ等のモクセイ科の植物からの抽出法により得られるが、含有量が限られていることや抽出操作が煩雑なことから高価であり、より効率的な生産法が望まれている。本研究では、安価な2-フェニルエタノールをヒドロキシチロソールに変換する微生物を自然界から発見し、その機能の詳細を明らかにするとともに、取得した微生物を利用してヒドロキシチロソールを合成可能なことを明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
木野 邦器 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)