マツ材線虫病におけるキャビテーション発生機構の解明
【研究分野】森林科学
【研究キーワード】
マツノザイセンチュウ / キャビテーション / MRI / 樹液流 / 通水阻害 / 材線虫病 / エンボリズム / 核磁気共鳴 / 非破壊観察 / クロマツ / embolism / wilt / 萎凋 / visualization / 可視化 / cavitation
【研究成果の概要】
マツ材線虫病における萎凋枯死過程の理解のため、マツノザイセンチュウ接種後の通水阻害の進展をMRIを用いて非破壊観察するとともに、マツノザイセンチュウの木部における分布とMRIで観察した通水阻害発生分布の比較を行った。その結果、接種部における多数の線虫の存在は面的な通水阻害をもたらし、樹脂道周辺の斑状の通水阻害は移動する線虫によるものと考えられた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
坂上 大翼 | 東京大学 | 大学院・農学生命科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
内海 泰弘 | 九州大学 | 大学院・農学研究院 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
梅林 利弘 | 東京大学 | 大学院・新領域創成科学研究科 | 特任研究員 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)