インスリン受容体基質と相互作用しているARF1 mRNAの生理的意義の解明
【研究分野】応用動物科学
【研究キーワード】
代謝 / 内分泌制御 / シグナル伝達 / 発現制御 / 核酸 / タンパク質 / 応用動物
【研究成果の概要】
我々は、インスリンやインスリン様成長因子(IGF)の細胞内シグナルを仲介するインスリン受容体基質(IRS)がRNAと複合体を形成していることを見出し、この複合体形成の意義を解析した。その結果、IRSは、(1)small nucleolar RNA(snoRNA)の生合成を促進して、リボソームの成熟・活性化を進める、(2)mRNAの配列内リボソーム進入部位(IRES)を介した翻訳を調節する、という多面的な意義を有している可能性を示した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)