黄体のGnRHによる黄体退行機序の解明とこれを利用した黄体の寿命の人為的調節
【研究分野】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究キーワード】
ゴナドトロピン放出ホルモン / アネキシンA5 / 黄体退行 / メタスチン / アポトーシス / 卵巣 / 性周期 / エストロジェン / プロラクチン受容体 / 偽妊娠 / アネキシン5
【研究成果の概要】
ラットでは、黄体形成後2日半以内にプロラクチン(PRL)の刺激を受ければ黄体は機能化するが、それ以降ではPRL刺激を受けたとしても黄体は退行してしまう。本研究は、この時期特異的な黄体の運命決定機構について調べた。その結果、卵巣局所に発現するゴナドトロピン放出ホルモンが黄体のPRL受容体アイソフォームの発現比率を変化させていること、この発現比率を人為的に調節すれば、黄体の運命を変えられることが示された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)