フィリピンと日本の家庭伝染病の比較解析に関する研究
【研究分野】応用獣医学
【研究キーワード】
フィリピン / 伝染病 / 家畜 / ボルナ病 / スイギュウ / アカバネ / 志賀毒素産生性大腸菌 / 狂犬病 / 家畜伝染病
【研究成果の概要】
本研究では、フィリピンにおける家畜伝染性疾患の発生状況の実態調査及びその原因究明を行い、 日本の家畜伝染病の実態と比較・検討する。このことによって、フィリピンの家畜伝染病の特徴を明らかにし、その予防対策を両国の研究者間で協議して、同国における家畜伝染病の低減に役立てることを目的としている。また、両大学の研究者で得られた科学的情報をもとに今後、アジア地域に於ける家畜伝染性疾患の予防・防圧ばかりでなく、広く獣医学領域における国際共同研究発展の基盤を形成することを志向するものである。以下にその研究成果の発表輪文題目を示す。
「スイギュウ星状神経節の神経ペプチドの分布について」
「フィリピン・ラグナにおける1993 年から1997年の5年間の家畜疾患に関する疫学調査」
「Electrochemiluminescence immunoassy による日本、フィリピン、インドネシアでのネコのボルナ病感染症の血清疫学調査」
「ウシの非化膿性脳炎自然発生例におけるアカバネウイルス抗原の検出」
「牛の志賀毒素産生性大腸菌感染」
「オーストラリアンフリージアン牛に見られたいわゆる「Lumpy Jaw]の一例」
「1991年から1998年までのフィリピンの首都圏に於けるイヌの狂犬病に関する疫学的調査」
「フィリピンに於ける1998年の口蹄疫の発生状況について」
【研究代表者】