18-19世紀の西アフリカとグローバル経済の関係の新解釈
【研究キーワード】
グローバル・ヒストリー / アフリカ経済史 / 西アフリカ / インド綿布 / 大西洋奴隷貿易 / 近代世界経済 / 熱帯 / 西アフリカと南アジアの経済関係 / グローバル経済史 / 18世紀 / 19世紀 / グローバル化 / 貿易 / 綿布
【研究成果の概要】
従来の従属論的解釈では、18-19世紀の西アフリカは、大西洋奴隷貿易や換金作物貿易などにおいて、グローバル経済の「受動的な犠牲者」と位置付けられてきた。しかし本研究では、貿易統計や、文書館資料および同時代刊行物を通じて、西アフリカの消費者ーとくにインド綿布に対する彼らの需要ーが同時代のグローバル経済に影響を及ぼすアクターであったことを明らかにした。その代表的な成果として、2019年にパルグレイヴ・マクミラン社から英文単著を発表した。
【研究代表者】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2020-03-31
【配分額】2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)