地理情報システムを利用した最適な作業圃場配分の導出とその経済評価
【研究分野】経営・経済農学
【研究キーワード】
GIS(地理情報システム) / 計量経済学 / リモートセンシング / 圃場分散 / 農地配分 / GIS / 要因分析 / 酪農業 / シミュレーション / 衛星画像解析 / コントラクター / 牧草地 / 作業受委託 / 作業受託 / 酪農 / 計量経済分析
【研究成果の概要】
根釧地域の酪農業牧草地の収穫作業において、コントラクター(牧草収穫等の作業受託組織)の作業圃場や日程、資本装備等について分析し、コントラクターごとにGIS(地理情報システム)を用い最適な作業順をシミュレートした。結果を実際の作業順と比較し、どの作業工程において、収穫機械が長時間待機しているなどの非効率が発生し収穫速度が低下していたのかを明らかにした。
さらに、リモートセンシングデータを用い、地域全体の圃場区画を判別し、作業機械の増減や圃場の集約による作業効率やコストへの影響を調べ、地域の最適なコントラクター体系を検討した。最終的に、導かれた効率的な収穫作業方策を現場のオペレーターと共有した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
村上 智明 | 東京大学 | 農学生命科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2017-03-31
【配分額】2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)