国際移民の社会経済的地位上昇の可能性
【研究分野】社会学
【研究キーワード】
階級 / 階層 / 社会移動 / 国際移民 / 間接雇用 / 雇用の流動化 / トランスナショナリズム / 社会関係資本 / 移民の子どもたち / 親子関係 / グローバル化 / 日系ブラジル人 / 階層移動 / 非正規雇用 / 世代間移動 / 経済危機 / 福祉・生産レジーム / 失業 / 社会階層 / 編入様式 / 教育達成
【研究成果の概要】
本研究は、国際移民の社会経済的地位上昇の可能性について、主として日系ブラジル人を事例に明らかにする。ブラジル人の多くは、間接雇用をはじめとするフルタイムの非正規雇用に従事するが、かれらの一部は、より安定した直接雇用のフルタイムの仕事に従事している。その規定要因について分析を行ったところ、学歴、就業経験、日本語能力、滞在年数などの人的資本の効果が限定的であり、社会関係資本やマクロな制度的状況の影響が大きいことが明らかになった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)