トマト草型制御因子の解析-発現量的形質遺伝子座解析の受光態勢研究への利用-
【研究分野】園芸学・造園学
【研究キーワード】
園芸学 / ゲノム / 定量PCR / eQTL / トマト / 遺伝子発現 / QTL / 出葉角度 / 窒素 / エピスタシス
【研究成果の概要】
トマトの受光態勢や収量に大きな影響を及ぼすと考えられる草型に関わる量的形質遺伝子座(QTL)を検出した。草冠サイズに関わるQTLは葉長、下垂角度に関わるQTLと同一の領域にクラスター状に検出され、草冠サイズは下垂角度や葉長の影響を受けていることが明らかになった。また、地上部窒素濃度、硝酸トランスポーター、葉長のQTLも同一の領域に検出されたことから、窒素の体内での分布パターンが葉の成長に影響を及ぼしていることが示唆された。
【研究代表者】