転写因子の翻訳後調節を介した植物の乾燥・高温ストレス伝達機構の解明
【研究分野】応用分子細胞生物学
【研究キーワード】
発現制御 / 植物 / ストレス応答 / 転写因子 / 環境ストレス / 翻訳後調節 / モデル植物
【研究成果の概要】
植物が乾燥や高温といった環境ストレスに応答して耐性を高める機構を明らかにするため、シロイヌナズナにおいて、これらの環境ストレスに応答し、ストレス耐性遺伝子の発現を活性化する重要な転写因子DREB2Aに着目し、その翻訳後調節機構の解析を行った。多数の植物の相同遺伝子との配列比較や、部位特異的変異による活性変化の解析から、セリン・トレオニンのクラスターを中心とした領域がDREB2Aタンパク質の活性化にとって重要であることが明らかになった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)