都市域の生物多様性保全を目的としたエコロジカルネットワークの機能解明に関する研究
【研究分野】園芸学・造園学
【研究キーワード】
造園 / エコロジカルネットワーク / 鳥類 / トンボ類 / 都市域 / 生物多様性保全 / コリドー / 緑被率 / 空間的自己相関 / パッチ / 地理情報システム / コペンハーゲン / 大阪市
【研究成果の概要】
エコロジカルネットワークの重要な構成要素であるコリドーは大規模な緑地に接続する場合には利用されるが、そのような種の供給源が存在しない場合にはほとんど利用されないことが明らかになった。これまでマトリックスされ、ほとんど注目されてこなかった住宅地や商業地においても、緑被率が高ければ樹林性の種に利用されていた。一方で、建蔽率が高くなれば都市に生息する種しか生息しないことが分かった。これらの結果を踏まえ、ネットワーク構築の考え方を提示した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】3,740千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 240千円)