シロイヌナズナ花成遺伝子FTのエピジェネティックな発現制御機構の解明
【研究分野】植物分子生物・生理学
【研究キーワード】
シロイヌナズナ / 花成 / フロリゲン / エピジェネティクス
【研究成果の概要】
FLOWERING LOCUS T (FT)遺伝子の発現誘導は、シロイヌナズナの花成制御における最も重要な制御プロセスの一つである。本研究課題では、新奇のFT過剰発現突然変異体ならびにfe変異体に注目し、FTの転写制御の分子的仕組みを理解する事を目指し研究を進めた。その結果、PAF1複合体、LHP1機能のFT転写制御における重要性を再確認する事が出来たのに加え、FEタンパク質がCONSTANSタンパク質と共に、FTの転写活性化に寄与している可能性が明らかになった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)