改良型TALENを用いた高効率ゲノム編集による細胞内物質輸送制御機構の解明
【研究分野】細胞生物学
【研究キーワード】
細胞内物質輸送 / ゲノム編集 / TALEN / 黒色素胞 / メラノソーム / キネシン
【研究成果の概要】
細胞内物質輸送は、細胞機能を支える主要な機構の一つである。細胞内を輸送される小胞や細胞小器官の多くは、しばしば細胞骨格上を双方向に輸送されるが、輸送方向の制御機構については未だ不明な点が多い。本研究は魚類・両生類の黒色素胞をモデルシステムとして、輸送方向の制御を説明する有力な仮説の一つである”綱引き仮説”を細胞内で検証した。また、分子モーターの活性変化を介さない、微小管表面のMAP4結合による輸送方向制御機構を明らかにした。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
岡田 康志 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 生命システム研究センター | チームリーダー | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)