ミトコンドリア形態制御に関与する新しい分子の分子細胞生物学的な解析
【研究分野】細胞生物学
【研究キーワード】
細胞構造・機能 / ミトコンドリア / ユビキチン / 精子形成 / 脱ユビキチン化酵素 / 変異体 / ゼブラフィッシュ / 酵素活性 / RNAi / 細胞生物学 / ミトコンドリアダイナミクス / 精巣
【研究成果の概要】
本研究では,(1)ヒトの新規ミトコンドリア脱ユビキチン化酵素USP30の酵素活性がミトコンドリア形態の維持に必要であることをRNA干渉法による発現抑制およびそのレスキュー解析から明らかにし,(2)マウスGGNBP1が分化途中の精子細胞に特異的に発現するミトコンドリアタンパク質であり,分裂因子Drp1に依存してミトコンドリアの分裂を誘導することを明らかにした。以上の結果から,哺乳動物におけるミトコンドリア形態制御の分子機構の一端を明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)