受容体シグナリングを活性化する機能性食品因子のケミカルバイオロジー
【研究分野】食品科学
【研究キーワード】
神経成長因子 / ケミカルバイオロジー / 受容体活性化 / チロシンホスファターゼ / イソチオシアネート / 神経細胞 / 機能性食品成分 / ポリフェノール / 神経突起伸張
【研究成果の概要】
神経成長因子(Nerve Growth Factor ; NGF)は神経細胞の分化を促進し、その生存を維持する作用のある一群のタンパク質である。NGF受容体TrkAの過剰発現細胞を樹立し、TrkAの脱リン酸化に関与するプロテインチロシンフォスファターゼ(PTP)の同定を行った。方法としてはPTP 発現系を用い、NGF刺激によるTrkAのリン酸化を免疫ブロットにより調べた。その結果、TrkAリン酸化の制御にプロテインホスファターゼPTP1Bが関与していることを初めて明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小鹿 一 | 名古屋大学 | 大学院・生命農学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】17,160千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 2,160千円)