大規模エピゲノム解析に基づく革新的消化器癌診断法の開発
【研究分野】腫瘍診断学
【研究キーワード】
胃癌 / 大腸癌 / 肝癌 / エピゲノム / DNAメチル化 / バイオマーカー / がん / マイクロRNA / 癌 / ゲノム / トランスレーショナルリサーチ / マイクロアレイ / 臨床 / マクロアレイ
【研究成果の概要】
大腸癌細胞のエピゲノムおよびトランスクリプトームを解析することで、エピジェネティックに不活化されたマイクロRNA遺伝子を同定した。大腸前癌病変および早期癌のエピゲノム・ゲノム解析を行うことで、早期発見マーカー候補となりうるDNAメチル化異常を同定した。さらに大腸癌前癌病変における内視鏡所見、病理所見、DNAメチル化異常の間の新たな相関を明らかにした。また胃癌背景胃粘膜におけるエピゲノム解析から、胃癌リスクマーカー候補となるDNAメチル化異常を同定した。原発性肝癌におけるエピゲノム異常解析から、新たな癌特異的DNAメチル化異常を複数同定した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
鈴木 拓 | 札幌医科大学 | 医学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
谷口 博昭 | 東京大学 | 医科学研究所 | 特任准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】49,400千円 (直接経費: 38,000千円、間接経費: 11,400千円)