出水後の河道植生の回復とマイクロハビタットの関係
【研究分野】園芸学・造園学
【研究キーワード】
出水 / マイクロハビタット / カワラノギク / ユキヤナギ / カワシオグサ / ウラギ ク / 遺伝的変異 / 地質 / ウラギク / 付着藻類 / 萌芽 / テトラポット / 環境 / 生態学 / 進化 / 植物 / 河川 / 再生 / 多摩川
【研究成果の概要】
河川生態系において出水によるかく乱とそこからの再生は生態系の動的な維持に重要な役割を持っている。多摩川では2007年に大規模な出水が発生したので,出水による生育地の変化と河川敷に生育している植物の生育のかかわりを検討した。調査の対象とした植物は,上流域で岩場に生育するユキヤナギ,中流域の礫河原に生育するカワラノギク,下流域に生育し,かく乱による裸地に依存して生育するウラギク,中流域の水域に生育し,出水によって流下するカワシオグサであり,それぞれ特徴的であった。
【研究代表者】