光穿孔による個体脳単一ニューロン遺伝子改変法の開発
【研究分野】神経・筋肉生理学
【研究キーワード】
神経科学 / 2 光子イメージング / 遺伝子発現 / 2光子イメージング
【研究成果の概要】
生きた動物個体の脳において、任意の神経細胞に光を用いて自由に遺伝子導入できる技術を開発する。フェムト秒パルスレーザーを用いて細胞膜の光穿孔を行うことで、広い範囲(500ミクロン四方)に分布する多数(100個程度)のニューロン一つ一つに独立に外来遺伝子を導入する。レーザー照射により、蛍光色素などの小分子をinvivoで個々のニューロンに選択的に導入することを確認した。DNAプラスミドを導入するための適切な条件検討の後に、遺伝子発現が可能になると期待される。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)