音である言語の発達過程
【研究分野】教育心理学
【研究キーワード】
言語 / 発話 / 乳幼児 / 単語学習 / 助詞 / アクセント / 感情抑揚 / 統語分類 / 言語発達 / 統語カテゴリー / 動詞 / 感嘆詞 / 語彙獲得 / レキシカルバイアス / 話者感情の推測 / 文法 / 意味推論 / 乳児 / 名詞
【研究成果の概要】
言語を学習するため,子どもは発話中の語や句,文などの言語的側面に注意を向け,単語あるいは文レベルのピッチパタンなどは無視しなければならない場合もある。しかし,単語レベルのピッチバタンは,日本語を含むいくつかの言語で単語の区別に用いられ,文レベルのピッチパタンは,話者の感情を言語内容より正確に伝達する場合がある。本研究では,(1)乳児はいつから,どのような手がかりを用いて,モノの名前を,それ以外の発話音声と区別するようになるのか,(2)単語の区別や話者感情の推測に,単語や文レベルのピッチパタン情報を利用するということに関して,日本の子どもはどのような発達経路を示すのか,の解明を目指した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)