地域研究に立脚した戦争と記憶をめぐる社会史・文化史
【研究分野】地域研究
【研究キーワード】
アジア太平洋戦争 / 朝鮮戦争 / 記憶 / 忘却 / 想起 / 観光 / 遺骨 / 博物館 / 歴史問題 / 国際関係 / 戦争記憶 / フィリピン / 韓国 / 記憶の政治 / 茨城 / 北海道 / 国際研究者交流 / フィリピン 韓国 / 戦争体験 / 追悼碑 / 児童書 / 性暴力 / 茨城、岐阜、北海道
【研究成果の概要】
フィリピン、韓国、日本における戦争と記憶をめぐる共同研究を行った。20世紀史は日本の戦争の50年とアジア諸戦争の30年から構成されているが、この二つの戦争を架橋することを意図するとともに、そのような記憶を構成し強調する「記憶の活動家」に注目した。①想起という側面においては、誤解やその他の記憶の忘却を具体的に論じた。②特定の碑や地域において、相反する記憶が並存している様相を明らかにした。③20世紀の戦争の記憶として、フィリピンの事例を日本や韓国の事例と共に並置した。そうすることにより、東アジアという文脈から距離を置き、歴史問題を考えることを促した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
本庄 十喜 | 北海道教育大学 | 教育学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
佐々木 啓 | 茨城大学 | 人文学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
チュア カール・イアン・チェン | アテネオ・デ・マニラ大学 | 歴史学部 | 講師 |
金 賢信 | 中央大学 | 総合文化政策学部 | 非常勤講師 |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)