人工細胞を用いた反応場サイズと内部反応の関係性の解明
【研究分野】生体生命情報学
【研究キーワード】
無細胞翻訳系 / 人工細胞 / エマルション / ガラクトシダーゼ / グルクロニダーゼ / 蛍光検出 / 速度論 / PURE system / 細胞サイズ / 区画化 / 細胞内反応 / 微小反応場
【研究成果の概要】
細胞のサイズは内部の反応にどのような影響を与えているのだろうか?本研究では、既知分子のみを用いて、大きさの異なる微小反応場にタンパク質合成反応を内包した、「人工細胞」を再構成した。次に、これを用いて内部のタンパク質合成反応に反応場サイズが与える影響を調べた。その結果、反応場が小さいほど早く進行する反応の存在を見出し、そのメカニズムを明らかにした。反応場が小さいことが有利に働く一例を実験的に示すことに成功した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)