高分子ナノ薄膜とバイオエレクトロニクスの融合による生体計測・制御技術の創製
【研究分野】生体医工学・生体材料学
【研究キーワード】
高分子ナノシート / プリンテッドエレクトロニクス / エラストマー / 導電性高分子 / ナノインク / 脂肪組織由来幹細胞 / 細胞移植 / バイオイメージング / 高分子ナノ薄膜 / PEDOT:PSS / バイオロボティクス / 生体材料学 / 高分子化学 / バイオエレクトロニクス / 生体計測 / 細胞組織工学 / 高分子超薄膜 / ナノバイオ材料 / フレキシブルエレクトロニクス / ウェアラブルデバイス / 組織工学 / 再生医工学 / ナノバイオ / 生体材料 / マイクロ・ナノデバイス / 超薄膜 / 再生医学
【研究成果の概要】
本研究では自己支持性高分子ナノシートの製造手法に印刷・分子集合技術を導入することで、生体機能の計測制御を可能にするプリンテッドナノ薄膜を創製した。導電性高分子やナノインクをナノシートの構成素材に適用することで、皮膚貼付型の生体電極や電子回路を開発した。また、相分離現象を利用することで多孔質ナノシートを調製し、分子から細胞に至る各種物質の透過制御に成功した。この時、多孔質ナノシートの表面で幹細胞を培養することにより細胞移植に応用した。さらに、温度応答性色素を担持したナノシート温度計を開発することで、筋肉組織における細胞から組織の発熱挙動をリアルタイムで蛍光イメージングすることに成功した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】23,660千円 (直接経費: 18,200千円、間接経費: 5,460千円)