翻訳と共役した無細胞蛋白質成熟システムの構築
【研究分野】生物分子科学
【研究キーワード】
無細胞蛋白質合成系 / リボソーム / シャペロン / フォールディング / 分泌蛋白質 / 膜蛋白質 / 生体外蛋白質合成系 / フォールデング / GroEL / 翻訳後修飾 / トリッガーファクター
【研究成果の概要】
蛋白質の成熟過程のメカニズム解明することを目標として、再構築した蛋白質合成系PURE systemによって大腸菌ゲノム上の全蛋白質(4132個)の合成を行い、各蛋白質の凝集特性を遠心分離により可溶性を評価した。PURE systemにより合成可能また電気泳動可能であった7割についての評価したところ、凝集しやすさは二峰性を示すことが示された。分子量が小さい蛋白質、等電点が低い蛋白質は可溶性が高いことが示された。また、細胞質の凝集傾向のある蛋白質792個について、シャペロン存在下のPURE systemで合成を行い、その可溶性の向上から、シャペロン依存性を評価した。以上の解析結果をe-Solデータベースとして公開した(http://tp-esol.genes.nig.ac.jp/)。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
清水 義宏 | 東京大学 | 大学院・新領域創成科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】51,740千円 (直接経費: 39,800千円、間接経費: 11,940千円)