mRNAと新生ペプチドの局所構造による翻訳効率変化のゲノムワイド解析
【研究分野】システムゲノム科学
【研究キーワード】
リボソームプロファイリング / ゲノム解析技術 / リボソーム / 翻訳 / 翻訳制御 / コドン / 抗生物質
【研究成果の概要】
遺伝子mRNAからタンパク質が翻訳される状況を新しい実験手法で解析し、ゲノム全体の遺伝子を見た場合、翻訳開始の構造が翻訳の効率に大きな影響を与えることを明らかにした。対して、翻訳伸長の効率にも差はあったが、遺伝子全体の翻訳効率に大きな影響は与えていなかった。
また、コドン-アンチコドンの3文字目の認識や、small RNA/Hfqによる翻訳制御の実体など、ネイティブな翻訳関連因子の性質についてや、様々な抗生物質の作用機序など、これまで知られていなかった性質を示す新たな知見を得た。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
森 浩禎 | 奈良先端科学技術大学院大学 | バイオサイエンス研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
金井 昭夫 | 慶應義塾大学 | 環境情報学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】20,410千円 (直接経費: 15,700千円、間接経費: 4,710千円)