選択的スプライシングを受けたタンパク質の立体構造モデリングによる機能解析
【研究分野】生物物理学
【研究キーワード】
タンパク質立体構造 / 選択的スプライシング / ホモロジーモデリング / データベース / RNA編集 / 機能部位 / モジュール / 蛋白質間相互作用 / 理論生物学 / バイオインフォマティクス / RNA / リガンド結合部位
【研究成果の概要】
ゲノムにコードされている遺伝子の数は予想よりも少なく、遺伝子の転写後に起きる選択的スプライシングによって、ひとつの遺伝子から複数個の転写産物ができることが明らかになっている。ひとつの遺伝子由来の複数のタンパク質にどのような構造の違いがあり、どのように機能が変化しているのかを実験的に調べることは困難である。そこでタンパク質の構造と機能の変化を計算生物学の手法で推定できるようにした。選択的スプライシングを起こす遺伝子を実験データから明らかにする方法を構築し、それらのタンパク質の構造を推定する方法を開発し、タンパク質の構造を推定することができた。立体構造の違いから、機能がどのように変化するのか、いくつかのタンパク質の場合について推定することができた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
塩生 真史 | 長浜バイオ大学 | バイオサイエンス学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
由良 敬 | お茶の水女子大学 | 大学院・人間文化創成科学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
由良 敬 | お茶の水女子大学 | 大学院・人間文化創成科学研究科研究院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【配分額】18,210千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 2,910千円)