脊椎動物胚の神経プラコードに着目した神経ー表皮境界規定機構の解析
【研究分野】発生生物学
【研究キーワード】
形態形成 / 胚パターニング / ツメガエル / プラコード / 境界規定 / 神経綉導 / アフリカツメガエル / パターニング / 神経誘導
【研究成果の概要】
本課題では、脊椎動物胚の神経-表皮境界に位置するプラコードに着目し、特異的遺伝子の解析を、未分化細胞でのプラコード誘導、前駆細胞の挙動追跡による神経-非神経領域境界の明確化の仕組みについて解析を行った。その結果、(1)PRDM12をノックダウンすることでプラコードマーカーの発現が減少する、(2)カエル未分化細胞に適切な濃度のBMP抑制因子、Wnt抑制因子を注入することでプラコードが誘導できること、(3)Xnr3の注入により、神経-表皮境界の細胞に影響が生じることなどを明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
黒田 裕樹 | 静岡大学 | 大学院・教育学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)