アンデス諸国における21世紀先住民運動をめぐる思想史的研究
【研究分野】地域研究
【研究キーワード】
先住民 / インディヘニスモ / 混血 / アルゲダス / アンデス / ペルー / エクアドル / ボリビア / 人種表象 / アルゲーダス / 思想史 / 社会運動 / アンデス諸国 / 先住民運動
【研究成果の概要】
本研究は二一世紀アンデス諸国における先住民主義運動とその文化的足跡を思想史的観点から解釈することを目的としている。具体的には、2016年には「第1回ラテンアメリカ文学理論・批評・歴史国際会議」に出席してペルーの作家ホセ=マリア・アルゲダスの思想について報告し、その成果は2018年、同国際会議の報告集に掲載された。次いで2017年には隣国エクアドルへの調査旅行を実施してペルーとの比較事例研究をおこない、その成果は所属大学紀要に論文として掲載された。論文のねらいは、同国の先住民主義小説の古典であるホルヘ・イカサの『ワシプンゴ』が、二一世紀においていかに再解釈されているかを明らかにするところにある。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)