2光子光化学標識法を用いた膵内分泌機構の解析
【研究分野】生理学一般
【研究キーワード】
細胞生理学 / 細胞・組織 / 糖尿病 / 可視化 / 細胞
【研究成果の概要】
インスリンは血糖調節にかかわるホルモンであり、その分泌不全は糖尿病を引き起す原因の一つと考えられている。分泌の最終過程にあたる開口放出や分泌顆粒の動員機構にも、異常の存在する可能性が示唆されている。我々は分泌顆粒や光活性型蛍光蛋白の細胞内動態を測定するために、光活性型GFPで標識した。また、膜融合の準備状態を検討するために、細胞膜に発現するSNARE蛋白であるSNAP25に、二種類のGFP変異蛋白を挿入したFRETプローブを作成し、SNAP25の複合化と膜融合の潜時の関連や生化学的性質を検討した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
河西 春郎 | 東京大学 | 大学院・医学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)