真性応力に起因する微細パターン材の弾性不安定挙動の解明と形態制御
【研究分野】機械材料・材料力学
【研究キーワード】
半導体 / 微細パターン材 / 真性応力 / 板理論 / 座屈 / ドライエッチング / 分子動力学法 / プラズマエッチング
【研究成果の概要】
異種界面に生じる真性応力は半導体微細パターンの構造不安定を引き起こす重要な因子のひとつであり,工学分野においては,真性応力に起因する構造不安定を原子スケールと連続体スケールの観点から定量的に予測することは必要不可欠である.本研究では,板理論を適用して,ドライエッチング中の微細パターンの横うねり座屈に関する予測モデルを構築し,実験データとの比較から本モデルの有効性を示した.次に,分子動力学法を用いてドライエッチングの原子モデルを構築し,酸化膜形成解析によって酸化膜内の圧縮応力が1GPaを超えることを明らかにした.以上より,連続体モデルと原子モデルに基づいた微細パターンの座屈評価手法を確立した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
泉 聡志 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)